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ビジネスモデル
会計システムBOKINは以下の文書で定義されたBOKINウエアです。
我々のビジネスは、このビジネスモデルに基づいております。
このビジネスモデルはGNU GPLの流儀に従って、
汎用的に適用可能な公開されたビジネスモデルとして記述されておりますので、
誰でも本モデルに基づいてビジネスを始めることができます。
[英語版]
BOKIN モデルの定義
Version 1.0, December 17, 2005
Copyright (c) 2005 Tama Communications Corporation
Everyone is permitted to copy and distribute verbatim copies
of this document, but changing it is not allowed.
はじめに
BOKIN モデルは、自由なソフトウエアを開発・配布しながら、
幅広く寄付を募ることによって収入を得ようとするビジネスモデルです。
このモデルは、消費者からソフトウエアの自由を奪わないように作られています。
以下の基準に従っているビジネスであれば、BOKIN モデルに基づくビジネス
と呼ぶことができます。
基準
- 法人
BOKINモデルに基づくビジネスを始める者は、自国で登記済みの営利法人で
なければなりません。(以下、「法人」と呼びます)
- 自由なソフトウエア
「法人」は自由なソフトウエアを開発します。(以下、このソフトウエアを「BOKINウエア」と呼びます)
- ライセンス
「法人」は、「BOKINウエア」をGNU GPL(GNUの汎用的に適用可能な公開されたライセンス)と
GNU FDL(GNU の自由な文書のためのライセンス)の下で配布します。
例外的に、「BOKINウエア」が利用する外部パッケージ、細かなサポートファイル、短いマニュアル、
概要を記した文書などについては、GNU GPLと共存可能な、制限のない単純なライセンスを使うことが
できます。
- 著作権管理
「法人」は、消費者が安心して「BOKINウエア」を使うことができるように、
「BOKINウエア」に関する著作権の管理を行います。
-
「BOKINウエア」に中のすべてのファイルには、法的に有効な著作権表示とライセンスの注意書きが
書かれているべきです。
-
他の開発者から譲り受けたプログラムを取り込むために、「法人」はその作者のサインの入った
権利の放棄書または権利の譲渡書を受け取るべきです。
-
譲渡されていないプログラムを取り込むために、「法人」はそのプログラムのライセンスが
GNU GPL であるか、GNU GPLと共存可能であることを確認し、そのファイルと作者を
AUTHORS という名前のファイルに列挙します。また、そのライセンスをLICENSE
という名前のファイルに列挙します。「BOKINウエア」にはこの二つのファイルが含まれるべきです。
- メーリングリスト
「法人」は、消費者が互いに協力し合うために、メーリングリストを運営します。
リストの参加者は、「法人」も含めて、どのような義務も負いません。
メーリングリストは少なくとも下記の二つを含むべきです。
- バグメーリングリスト
このメーリングリストは、「BOKINウエア」の積極的なメインテナーに、
障害報告やその修正、改善のための提案を配信します。
このリストはまた、ユーザの議論のためにも使われます。
- ヘルプメーリングリスト
このリストは、「BOKINウエア」の著者、ユーザ、インストーラーが助けを求める場所です。
メーリングリストは類似の通信手段で置き換えることができます。
「法人」は、メーリングリストの運用方針を決定できますが、リスト参加者が互いに協力する
ことを妨害してはいけません。
- 寄付を集める
「法人」は幅広く寄付を集め、それを売上とします。
「法人」は寄付者に対して、個別の利益供与を行ってはいけません。
- 寄付者リスト
「法人」は寄付者リストを公開します。
寄付者リストは次のような情報を含みます。
-
寄付の日付(「法人」が寄付を受け取った日付)
-
寄付の額(「法人」が受け取った寄付の額)
-
寄付者の名前
-
寄付者の国籍
寄付者の名前と国籍が不明な場合、また寄付者が匿名を希望する場合は
anonymousとして扱われます。
「BOKINウエア」はDONORSという名前のファイルに寄付者リストを入れておくべきです。
そのリストはインターネット上でも公開されることが望まれます。
- BOKINモデルの定義
「BOKINウエア」は、BOKIN_MODELという名前のファイルにBOKINモデルの最新の定義を
入れておくべきです。
更新
本定義の著者はBOKINモデル定義の改定版または新版を公開することがあります。
そのような新しい版は、その精神においては現在の版と違わないでしょうが、
新たな諸問題や心配事に取り組むために、詳細において異なる可能性があります。
BOKINモデルの定義の終り
よく聞かれる質問
Version 1.0, December 17, 2005
Copyright (c) 2005 Tama Communications Corporation
Everyone is permitted to copy and distribute verbatim copies
of this document, but changing it is not allowed.
BOKINモデルについてのよく聞かれる質問
- BOKIN とはどういう意味ですか?
BOKIN は日本語で寄付を募ることです。
(BO=集める, KIN=お金)
- BOKINモデルビジネスを始める者が登記済みの法人でなければならないのはなぜですか?
実際には存在しない者に対して寄付をすることを防ぐためです。
- 面倒な著作権管理は必要ですか?
はい、必要です。
著作権管理は、消費者が安心してBOKINウエアを使い続けるために絶対に必要なことです。
著作権がきちんと管理されていないソフトウエアを使うことは危険なことです。
もしあなたがそのようなソフトウエアを使っているとしたら、ある日突然
その使用を禁止されるかもしれませんし、高額なライセンス料を請求されるかもしれません。
これは杞憂などではなく、現実の問題です。
- なぜプログラムのライセンスはGNU GPLに制限されているのですか?
GNU GPLが消費者を二つの点で守るからです。
- コピーレフトライセンスである
GNU GPLはコピーレフトライセンスなので、プログラムを自由にし、そのプログラムの
修正版も拡張版もすべて同様に自由であることを要求します。
その結果消費者は、将来に渡ってBOKINウエアを安心して使い続けることができます。
- 広く知られている
GNU GPLは広く知られており、何度も説明されているので、消費者の負担になりません。
消費者にとって新しいライセンスを理解するのはおっくうなことです。
- 寄付者リストの目的は何ですか?
二つの目的があります。
- 寄付の自由を守るため
消費者は寄付の状況を理解した上で寄付するかどうかを判断できます。
もし何も知らされていないとしたら、そこには自由はありません。
BOKINモデルにおいては、消費者は隔離された存在ではありません。
- 寄付を称賛するため
寄付を称賛することは新たな寄付を引き寄せます。
BOKINモデルにおいては、すべてが人々の自由意志にかかっているので、
寄付を称賛しすぎるということはありません。
- 集まった寄付はBOKINウエアのために使われますか?
それは「法人」の経営方針に依存します。
寄付は「法人」の収益になりますので、「法人」自身が彼らの自由のもとで
使い方を決定します。
- 寄付者リストを嘘がないように保てますか?
公開された情報に嘘を混ぜるのはとても難しいことです。なぜならそのリストは
様々な方法でチェックされるからです。
-
寄付者は自分がリストされているかどうかをチェックできます。
-
人々は寄付者リストに掲載された人に、寄付をしたかどうか尋ねることができます。
-
税務署は寄付者リストの内容と「法人」の税務申告の内容に矛盾がないか
調査することができます。
- 「法人」はなぜ、寄付者に対して個別の利益供与を行ってはならないのですか?
個別の利益供与が当たり前になると、寄付はその利益を得るための支払いになってしまいます。
そのようなものはふつう寄付とは呼びません。
BOKINモデルビジネスは、人々の自由意志によってのみ支えられるべきものです。
よく聞かれる質問の終り
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