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【現代語訳】本居宣長選集のご紹介
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[本選集をお薦めする訳]
昨今の歴史ブームで、日本の歴史に興味を持つ人が増えてきました。
しかし今日私達が知っている歴史は
「薩長史観」、「GHQ史観」という二つの歴史観によって歪められています。
- 薩長史観
-
江戸時代は暗黒の時代で、明治維新によって晴れ渡ったようにすべてが良くなった
- GHQ史観
-
戦前は暗黒の時代で、日本の敗戦によって晴れ渡ったようにすべてが良くなった
今日のほとんどの歴史書はこの史観に基づいて書かれていますから、
どんなに歴史を勉強してもこの史観から逃れることはできません。
ではこの二つの史観から自由になるにはどうすればよいのでしょうか?
それには二つの史観の影響を受ける以前、つまり江戸時代の書を読むことです。
そうすると江戸時代の日本というものが、決して今日の日本から遠く離れたものでは
ないことが分かります。というより、今日のマスコミを通じては分からない現代の真実が、
江戸時代の書を通じて分かってきます。
たとえば「馭戎慨言」を読めば、日本を護ってきた先人達の姿を見ることができると
同時に、シナに媚びて日本の国益を害する連中がいつの時代もいたことが分かります。
また「玉くしげ」を読めば、国や地方自治体の経営が行き詰まっていく様子を
離れた所から手に取るように見ることができます。
しかも私達は後世の人間の特権として、
その後の結果を歴史的事実として知っているのです。
[現代語訳選集をお薦めする訳]
宣長の著作はとても平易で読みやすいものですが、
古文で書かれているために現代人には気軽には読めません。
一方彼について書かれた解説書の類は、なぜか非常に難解なものが多いのです。
ですから宣長を読むなら、彼の著作の現代語訳を読むのが一番の近道です。
さらに本選集は、ふりがな、注釈、参照、目次等のサポートが充実しておりますので、
原文で読まれる方も、最初は本選集から入る事をお勧めします。理解に至るまでの時間が
大幅に短縮できるはずです。大体のところを理解してから原文に接しても遅くありません。
下記の出版物を刊行中です。
ご購入はこちらでどうぞ。
第1巻 改訂版 玉くしげ - 美しい国のための提言(2010年1月26日刊行)
世は天明の大飢饉の真っ只中。金銀の運用で巨利を得る富豪の一方で、
相次ぐ増税に苦しめられる庶民、拡大する貧富の格差、蔓延する賄賂、
地方の破綻、求められる行財政改革。まるで平成の世を思わせるような
封建社会末期に、宣長の示した処方箋とは。古神道の根本を余すところなく述べた
「玉くしげ別巻」、「直毘霊」も収録。
- 玉くしげ
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紀州藩主の求めに応じて藩の政治の心得について述べたもの(政治経済論)
- 玉くしげ別巻
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政治の根本となるべき「まことの道」について述べたもの(古神道論)
- 直毘霊
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同じく古神道論。『古事記伝』の中の一編
(歴史的な経緯から、『玉くしげ』は『秘本玉くしげ』と呼ばれることがありますが、
この二つは同一の書物です。
同じく歴史的な経緯から、『玉くしげ別巻』が『玉くしげ』と呼ばれることがあります)
YouTube に
「玉くしげ」の紹介動画
がアップロードされております。とてもよく出来ていて、玉くしげの概要を掴むためにも、
宣長の人となりを知るためにもお勧めです。
(ただし、この動画で紹介されている現代語訳は本選集の物とは異なります)
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目次
玉くしげ
- 眼前の利益を思うなら根本から
- 儒者気質の意外な落とし穴
- 唐土の道には根本的な間違いがある
- 唐土の道も利用すべきこと
- 道の根本こそが大切
- 世間の人々の身持ちが重々しくなっていること
- 身分を重々しくすることの弊害
- 昔はもっと質素であったこと
- 困窮しないための武士の心がけ
- 苛酷な百姓への重税
- 百姓へのいたわりこそが大切
- 百姓も贅沢になっている
- 一揆の原因はお上にあり
- 一揆対策で留意すべきこと
- 贅沢が困窮を引き起こす
- 贅沢は天下の損
- 広がる貧富の格差
- 金持ちだからと言って無理やり取り上げてはいけない
- 武家と商人との関わりはほどほどに
- 人は身分相応が一番
- 金銀が得難いのはむしろ金銀が多いから
- 金銀の流通がもたらす弊害
- 新規のことを性急に推し進めてはいけない
- 行財政改革に当たって留意すべきこと
- 上と下の隔たりが大きいことによる弊害
- 身分の低い人の意見にも耳を傾けるべし
- 余りに重いお咎めはよくない
- 一国の政治は一体となって行うべし
- 役人は互いに監視させるべし
- 賄賂の弊害と対策
- 訴訟事は長引かせるべからず
- 刑はなるべく緩やかに
- むやみに法律を改正しないこと
- 上の命令は確固たる姿勢で
- 御勝手方の目に余る行為
- 無益な代々のお召し抱えは見直しを
- 武士は常に実践的であるべし
- 武士は日頃から軍談の書を読むべし
- 日本人は唐土を過大評価している
- 朝廷を深く崇拝するべし
- 全国の神社を盛大に祭るべし
- 神事に関するとんでもない勘違い
玉くしげ別巻
- まことの道は世界に一つ
- 万物の生成と天壌無窮の神勅
- 古伝説を外国風の理屈で解釈してはならない
- 皇国は万国の元本大宗の国
- 外国の小賢しい考え方に惑わされてはいけない
- ものの尊卑は形の大小によるものではない
- 外国風の表面的な理屈で皇国をおとしめてはならない
- なぜ善いことと悪いことが起こるのか
- 人は死ぬとどうなるのか
- 唐土の道は人が都合よく作り上げたもの
- 皇統は揺らぐことはない
- 道に適った徳川家康の政治
- ものごとをむやみに改めてはならない訳
- ものごとを成り行き任せにしてはならない訳
- 善神も悪神も畏れ敬うべし
- 道の神髄は神の御心のままに天下を統治すること
- 大らかに人々を許すことを神はお喜びになる
直毘霊(なおびのみたま)
第2巻 馭戎慨言 - 日本外交史(2009年7月29日刊行)
紀元前一世紀から十六世紀に至る日本とシナ・朝鮮との外交史。
基調をなすのは、日本こそが中国であり、シナを「中国」と呼んではならないという熱い主張である。
内外の膨大な史料を調べ上げ、緻密な考察を加えた本書は、彼の実証主義精神を知る上で最適の書であり、
明治維新の精神的指導者・吉田松陰もむさぼり読んだという傑作である。
邪馬台国の記事は「邪馬台国九州説」の元祖として余りにも有名。
戦後学校教育が決して教えなかった歴史です。
目次
日本外交の始まり
- 諸外国との国交の始め
- 三韓の朝貢の始め
- 三韓の歴史概略
- 変わることのないシナの習わし
- 日本とシナの通好の始め
邪馬台国
- シナの古い歴史書に描かれた倭人
- 皇朝の御使いではない理由
- 日本とシナで異なる「王」の意味
- 卑弥呼は神功皇后の不正確な伝聞
- 『魏志』の女王国は熊襲の仕業
- 普通の人が天皇と偽った例
- 誤解されている『書紀』の紛れ
倭の五王
- 日本と呉の国との関係について
- 同時期を描いた『宋書』の記事
- 松下見林の比定と反論
- 倭の五王の正体
- 再び日本と呉の国との関係について
隋との外交
- 隋との国交の始め
- でたらめの多い日本関連記事
- 多利思比孤とは誰か
- 日出づる処の天子
- 裴世清来朝の経緯
- 聖徳太子の深慮
遣唐使の時代
- 高表仁、「礼を争う」の真相
- きな臭い朝鮮半島情勢
- 百済をめぐって戦う
- 和平交渉と遣唐使の中断
- 遣唐使の再開
- 新井白石と伊藤東涯に反論する
- 新羅と席順を争う
- 再び祖国の土を踏めなかった人々
- 来朝した唐人の扱われ方
- 誤りの多いシナの歴史書の記述
- 最後の遣唐使
- 唐に詔書をお遣わしにならなかった訳
- 遣唐使の終わりと唐の滅亡
- ポスト唐時代のシナとの関わり
対シナ外交の留意点
- シナから届いた無礼極まりない手紙
- シナ人の無礼な態度への対処法
- 日本の知識人の大きな思い違い
- 大切な内と外とのわきまえ
- シナを「中国」と呼んではならない訳
元寇
- 蒙古からの脅迫状
- 蒙古襲来と神風
- 杜世忠の処刑
- 蒙古再来、二度目の神風
- 御国を救った皇神達の御力
- 元寇の後日談
- 北条氏の功績
明との外交
- 日本国王懐良親王
- 懐良親王と趙秩の対面
- 勘違いに気づいた明の使者達
- 征夷大将軍の手紙
- 嘆かわしい懐良親王の手紙
- 洗脳された知識人を警戒せよ
勘合貿易
- 嘆かわしい勘合貿易の時代
- 疑わしい『明史』の記録
- 悪い付き合いはなかなか切れない
- 足利将軍の書を添削する
- 無礼極まりない明王の書
- 「日本国王」と名乗ってはならない訳
- シナ人に褒められるのは最大の恥
- 勘合貿易中止の大英断
- 勘合貿易の再開
- 簀子の下の舞
- 何のために勘合貿易を行なったのか
- 天皇の御位は揺らぐことはない
朝鮮征伐
- 強大な軍と未熟な文
- 七箇条の講和条件
- 大閤の書を添削する
- 明が恐れた大閤の御勢い
- 御国の恥を残した内藤如安
- 和議の裏で暗躍する沈惟敬
- 明の使いが伏見城で大閤と面会する
- 欺瞞外交の破綻
- ピントはずれの承兌法師の忠告
- 帰国した沈惟敬を待っていた現実
- 大閤は何故朝鮮征伐を行なったのか
- 道理に合わない封貢の話
- 南京を突破口にするべし
- 怯むことのなかった加藤清正
- 大閤、再び出兵を命ずる
- 蔚山城をめぐる攻防
- 朝鮮征伐の功罪
- 東照神御祖命の時代
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